上手くなるために必要な3点セット

こんにちは、坂本です。
引き続き、ご覧いただきまして、ありがとうございます。

前回までに、
3つの動画講座をお届けいたしましたが、

いかがだったでしょうか?

今回は、動画ではないのですが、

お届けした動画の内容を踏まえて、
もう少し、全体的な話をしたいと思います。

うまくなるために、
「3点セットを明確にしよう」

という内容です。

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単刀直入に言うと、

・症状
・原因
・改善策

これらが、その3点セットです。

この3点セットを明確にして、練習をすれば、
誰でも、スキーは上手くなります。

これって、

病院に行くときのことを考えてみると、
一緒なんですよね。

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たとえば、の話ですが、

「なんだか身体がだるいな。」

と病院に行って、

「身体がだるいんですか?じゃあ、入院しましょう。」

とはならないですよね。

入院して、何されるんでしょう?(笑)

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病院に行くときは、次のような感じになるはずです。

「なんだか身体がだるいと思ったら、熱が38度あった。」

症状が明確になりました。

病院に行くと、

「インフルエンザですね。」と言われた。

原因が特定されました。

「注射、打ちますね。薬も出しときますので、ゆっくり寝てくださいね。」

具体的な改善策も、提示されました。

このようにして、

症状と原因に合わせた、具体的な改善策がわかれば、ちゃんと治りますよね。

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スキーの場合でも一緒です。

3Sをチェックすると、ターンの切り替えの時にハの字になっている。両足同時に、動かせていない。

これが症状。

バランスが後ろ気味で、後傾のまま、新しいターンをはじめようとしているからだ。

これが原因。

ターンを始めるときに、拇指球で踏みしめるように立ち上がって、バランスを前に持ってこよう。

これが、具体的な改善策。

この場合は、ハノ字がどうこう、パラレルがどうこう、ではなく、バランスが問題でした。

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でも、

経験が少ないインストラクターが、
レッスンをする場合、

原因を深く考えずに、

「ハノ字になってしまうなら、
こんなバリエーショントレーニングをしましょう。」

と言って、一般的な改善策で、レッスンをすすめる場合があります。

もっとひどいときには、

「今年の滑りは、これです。」

と言って、症状も原因も見ずに、
その動きだけをやらされるときがあります。

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だから、レッスンに参加するからと言って、安心せずに、

スキーを練習するときには、

・症状
・原因
・改善策

の3点セットを、自分でも把握しながら、練習することが重要です。

上手い人は、これが直感的にできるんですよね。

だから、ますます上手くなる。

上手くならない人は、これが掴めない。
だから、なかなかうまくならない。

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もしかしたら、

「言っていることはわかるけど、自分には無理じゃないかなあ。」と思っている人もいるかもしれませんが、

次回のメールで、

それに関連した特別講座(動画講座)を
ご案内いたしますので、

次回も、ご覧いただければと思います。

それと、

実は、これまでのビデオで紹介してるのも、その一部なんですよね。

なので、もしよかったら、この3点セットを考えながら、復習してみてくださいね。

>>メール講座第3回のページへ

わからない点等あれば、コメントください。

それでは、また。
よろしくお願いします。

坂本俊治